仙台で美容室を変えるとき、ヘナの履歴をどう伝えるか

仙台で美容室を変えるとき、ヘナの履歴をどう伝えるか

美容室を変えるときは、「ヘナをしていました」の一言では足りません。次の5つを伝えると、新しい美容師がその日の施術を組み立てやすくなります。

  • 使っていた製品の名前(分かれば、成分表示の写真)
  • ヘナだけだったか、インディゴなど別の植物や染料が入っていたか
  • 最後に染めた日と、ヘナを続けてきた期間
  • ヘナの前後にした、アルカリカラー・ブリーチ・パーマ・縮毛矯正
  • 染めたあとに、かぶれやかゆみが出たことがあるか

全部そろわなくても構いません。分かる範囲で十分です。理由を順に書きます。

「ヘナ」だけでは、なぜ伝わらないのか?

「ヘナ」と呼ばれている製品の中身が、ひとつではないからです。

天然ヘナを扱う販売業者のIndeyHerbsは、ヘナ製品を「天然ヘナ」「化学染料を配合した化粧品のケミカルヘナ」「成分表示が不十分な雑貨品のケミカルヘナ」の3つに分けています。見た目は天然でも化学染料を含む製品があるため、成分表示の確認が大事だとしています(出典)。

国民生活センターは2026年5月20日、「かつら用」と表示された酸化染料入りのヘナ製品を美容所で頭髪に使い、アナフィラキシーが起きた事例を発表しました。そのうえで、美容所で毛染めを受けるときは、使う製品が頭髪用であることを施術者に確認するよう呼びかけています(出典)。酸化染料は、一般的な白髪染めに使われる、かぶれの原因になりやすい染料です。

仙台市内では、ホットペッパービューティーにヘナカラーを得意とするサロンが66件掲載されています(2026年9月18日時点)(出典)。店を変えれば、使われる製品も変わると考えておくほうが自然です。

製品名が分からないときは?

前のサロンに問い合わせるか、ご自宅で染めていた方はパッケージの写真を撮っておくのが確実です。とくに全成分表示の面が写っていると、新しい美容師は中身を確認できます。

ヘナ100%で出る色は、赤褐色からオレンジの範囲です。それより暗いブラウンや黒に染まっていたなら、インディゴなど別のものが混ざっていた可能性があります。名前を忘れていても、「どんな色に染まっていたか」は手がかりになります。

インディゴが入っていたかは、なぜ大事か?

そのあとの色の設計が変わるからです。

インディゴは、ナンバンアイという植物の葉で、青系の色素を持ちます。ヘナの赤みを抑えて暗く染めるために使われます。みんなのヘナ(グリーンノート)は、明るくカラーしていた髪をヘナに切り替える際、1回目にインディゴを配合した暗い色のヘナでトーンを落とす方法を挙げています(出典)。

つまり、同じ「ヘナをしていた髪」でも、赤みの強い髪か、暗く抑えた髪かで、次に使う粉の配合が変わります。

最後に染めた日は、なぜ必要か?

髪のどこまでに、ヘナが入っているかが分かるからです。

公益財団法人日本毛髪科学協会は、頭髪の伸びる速さを1ヶ月に1〜1.3cm程度としています(出典)。最後に染めた日が分かれば、根元のどのあたりから先がヘナの入った髪なのかを見当づけられます。

続けてきた期間も同じです。ヘナの色素であるローソン(葉に含まれる赤橙色の色素)は、髪の主成分であるケラチン(髪の約8割を占めるタンパク質)と結びついて残ります。長く続けた方ほど、毛先に向かって何度も重ねて染まった部分が長くなります。

ヘナの前後の施術まで、伝えたほうがいいか?

伝えてください。いちばん仕上がりを左右しやすい情報です。

  • ブリーチ:ナイアードは、ヘナで染めた髪をブリーチすると、黒髪のメラニン(髪の黒さをつくる色素)は抜けても、ヘナの色は残って表に出てくると紹介しています(出典)
  • パーマ・縮毛矯正:ヘナの色素が髪の表面に定着し、薬剤の浸透を妨げるため、かかりにくくなります。回数を重ねるほどこの傾向は強まるとされます(出典)
  • アルカリカラー(一般的な白髪染め。髪を脱色しながら染める):ヘナのあとにアルカリカラーが入りにくくなるかについては、仕組みや数値で示した実証データは確認できませんでした。

「かなり前のことだから」と思う施術でも、毛先に残っていることがあります。覚えている範囲で、時期と内容を伝えてください。

かぶれたことは、伝えるべきか?

必ず伝えてください。

国民生活センターは、酸化染料などでアレルギーが出た経験のある方に、自分でパッチテスト(皮膚に少量つけて反応を見る試験)をする前に、医師へ相談するよう呼びかけています(出典)。

植物だから反応が出ない、とは言えません。酢を混ぜた天然ヘナで接触皮膚炎が起きた、海外の30歳女性1例の症例報告があります(出典)。1例の報告なので頻度の目安にはなりませんが、ヘナで反応が出る可能性がゼロではないことを示しています。

当店では、何をうかがうのか?

カウンセリングで、これまで使っていたヘナの製品名、ブリーチの履歴、かぶれた経験などをうかがいます。

施術後は、その日の配合比率・湯温・放置時間をカルテに残します。次回の調整の起点にするためです。

料金とご予約の方法は、仙台で、ヘナの白髪染めをにまとめています。

出典


&salon Henna について

仙台市青葉区国分町にある、ヘナ専門の美容室です。インド・ラジャスタン州ソジャットの、開花前の新葉だけを使っています。ジアミンもアルカリ剤も使いません。

ヘナは農作物です。同じ産地でも、年によって出来が違います。だからその年の粉の状態を見ながら配合を決めています。施術は認定ヘナリストが、カウンセリングから仕上げまで担当します。

はじめての方ははじめての方へを、ご不明な点はよくあるご質問をご覧ください。&salon Henna についてもあわせてどうぞ。

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